冷徹な数字が永田町の閉塞感を浮き彫りにする。列国議会同盟 (IPU)が発表する各国の議会内女性比率ランキングにおいて、日本は依然として下位に沈み、主要7カ国(G7)の中で突出して最下位を独走している。衆議院における女性比率は1割台前半の低空飛行を続け、比例代表の底上げがあってもなお構造的な壁は厚い。世界経済フォーラム「ジェンダー・ギャップ指数」の政治分野スコアも、日本の総合順位を激しく引き下げる最大の要因であり続けている。
一方、参議院では3割に迫る議席を女性が占める局面も見られ、衆参で明確な乖離が生じている。内閣府男女共同参画局が公表する実態調査でも、地方政治から国政へのステップアップにおける障壁が浮き彫りとなった。なぜ衆院選挙区では女性が勝てないのか。世襲の厚い壁と、深夜に及ぶ地元付き合いを前提とした後援会活動。古い選挙モデルがそのまま女性参入のハードルとして立ちはだかる。