キーボードを叩く手すら動かしたくない時、ポインティングデバイスのカスタマイズが威力を発揮する。エルゴノミクスマウスの親指ボタンに「デスクトップ表示」を割り当ててみよう。手首をわずかに押し込むだけで、どんな重層的なタスクの山も瞬時に消え去る。
Macの「ホットコーナー」機能も見逃せない。カーソルを画面の四隅のいずれかへスライドさせるだけで更地が広がる設定は、一度指に馴染むと二度と手放せない魔力を持つ。道具を自分自身の神経系と同調させること。この細部へのこだわりが、日々の数百分の一秒を積み上げ、年間で数時間もの余白を生み出すのだ。