この不思議なテストの原点を辿ると、ニューヨーク医科大学教授などを歴任した大村恵昭博士の研究に行き着く。大村博士は、生体の電磁気的変化が指の筋力反応として現れる現象に着目し、「バイ・デジタルO-リングテスト(BDORT)」を考案した。
この技術は世界的にも知られ、米国特許商標庁により米国特許第5188107号として正式に特許登録された歴史を持つ。国内では日本バイ・デジタルO-リングテスト医学会が設立され、医療従事者を中心に臨床応用や学術的な研究が長年にわたり続けられてきた。ただし、本来のBDORTは二人一組で行い、高度なトレーニングを受けた医師が診断の補助として用いる技術であり、一人の力で行う簡易法とは厳密に区別されるべきだという指摘も根強い。