入館してまず圧倒されるのが、1階に広がる重厚な展示スペースです。ここにはライオン、トラ、ヒョウ、チーター、ピューマ、さらには希少な野生ネコ類(マヌルネコやスナネコなど)の精巧な剥製標本や全身骨格標本が所狭しと並んでいます。
なかでも目玉は、太古に絶滅した「サーベルタイガー(マカイロドゥス)」の骨格レプリカや、ネコ科動物の進化の歴史を辿る学術展示です。現生する大型肉食獣と私たちが愛するイエネコの骨格構造を比較できるパネル解説など、生物学的な知的好奇心を刺激する仕掛けが凝縮されています。
さらにフロアの一角には、世界各国から集められた絵画、彫刻、陶磁器、民芸品などの「猫アートコレクション」も展示されており、人類が古くから猫という存在をどのように愛でてきたのかを文化的な側面からも楽しめます。