野球の延長は何回まで?プロ・甲子園の最新規定と歴代最長記録の真相について知っておくべき ポイントを厳選して解説いたします。

クライマックスシリーズ(CS)と日本シリーズでは、ペナントレースとは異なるポストシーズン専用のレギュレーションが敷かれています。

まずクライマックスシリーズでは、レギュラーシーズンと同様に「延長12回」で打ち切りとなり、同点なら引き分けです。ただし、引き分けによって勝利数が並んだ場合は「レギュラーシーズンの上位チームが勝ち抜け」となるため、上位チームにとっては引き分けが実質的なアドバンテージを持ちます。

一方、プロ野球最高峰の舞台である「日本シリーズ」の延長規定は極めて特殊です。

  • 第1戦〜第7戦:延長12回で打ち切り(引き分けあり)。
  • 第8戦以降:どちらかのチームが4勝に達するまで行われ、イニング制限なし(勝敗が決するまで無制限)。

日本シリーズは先に4勝した球団が日本一となるため、引き分けが複数回発生して第7戦終了時点でどちらも4勝に届かない場合、翌日に「第8戦」が開催されます。球史において第8戦が行われたのは、1986年の西武ライオンズ対広島東洋カープのわずか1度のみです。このときは第1戦が引き分けとなったため第8戦までもつれ込み、西武が4連勝で逆転日本一を果たしました。