前髪の長さやスタイルによって、適切なアプローチは全く異なる。ショートヘアからロングヘア、あるいはシースルーバングまで、それぞれの特性に応じた最適解を押さえておくことが重要だ。
ショート〜ボブスタイルの場合、前髪が短くまとめにくいときは、サイドの髪と一緒に耳へかけてアメピンでクロス留めするのが鉄則。耳の後ろの目立たない位置で固定することで、頭を下げても前髪が落ちてこない構造を作る。
伸ばしかけ〜ロングバングの場合は、センターパートや7:3に分け、ねじりながら後ろへ引き、ヘアピンで固定する「ねじり留め」が有効だ。立体感が出ると同時に、額がすっきりと露出するため、患者からの視認性も高まり誠実な印象を与えることができる。
トレンドの薄め前髪(シースルーバング)は、そのままでは汗で束になって額に貼り付きやすいため、あらかじめ裏側にハードスプレーを薄く仕込み、表面はワックスでまとまり感を出す。必要に応じてサイドの「おくれ毛」もしっかりピンで留め、現場基準をクリアさせることが欠かせない。