「やる気が出たら始めよう」は、脳科学的には完全な誤解です。人間の脳にある「側坐核(そくざかく)」という部位は、実際に行動を起こすことでしか活性化しない性質を持っています。つまり、やる気があるから動くのではなく、動くからやる気が出るのです。
まずは教科書を開く、あるいはペンを持つ。それだけで十分です。最初のハードルを極限まで下げて「5分だけやる」と決めると、脳は作業興奮状態に入り、気づけば30分以上没頭していたという経験は誰にでもあるはずです。この脳のバグとも言える特性を、意図的に利用しましょう。