『妖怪ウォッチ』という作品の真骨頂は、プレイヤーの選択によって世界線が分岐する構造にある。元祖となるニンテンドー3DS向けゲーム第一作から、プレイヤーは男の子(ケータ)か女の子(フミちゃん)を選択可能だった。フミちゃんを主人公に選んだ場合、彼女自身が妖怪ウォッチを手に入れ、ウィスパーやジバニャンと出会う世界線が展開する。
この「選ばれし世界線」において、彼女の妖怪ウォッチはネックレス型としてデザインされている。手首に装着するケータ版とは異なり、首から下げるスタイルは少女らしい可憐さと独自のギア感を生み出した。アニメしか観ていない層には意外と知られていないが、この世界線におけるフミちゃんの度胸の良さと鋭いツッコミは、ケータとは一味違う魅力として語り継がれている。