大作映画で主役を張る一方で、彼女の真骨頂は小規模なインディペンデント作品へのアプローチにも現れている。脚本を読む眼光は極めて鋭い。商業的な成否や話題性以上に、「この作品が社会に何を投げかけるのか」「映画としてどんな挑戦があるのか」を基準にオファーを受けるスタイルは一貫している。
近年では単なる出演者にとどまらず、現場環境の改善や若いクリエイターの育成にも関心を寄せる。撮影現場におけるハラスメント防止や労働環境の見直しなど、映画界全体の未来を見据えた姿勢は、業界内でも高い信頼を集める理由の一つだ。表現者としてだけでなく、映画文化の担い手としての意識がそこにはある。