同じ「指3本でひとつまみ」を行っても、使っている塩の種類によって実際の重さや塩味の感じ方が変化する点には注意が必要です。
家庭で使われる塩は、大きく分けると「精製塩」と「粗塩・天日塩・岩塩」に分類されます。
- サラサラとした精製塩(食塩):粒子が細かく均一なため、指の間からこぼれにくく、指3本でしっかりつまむと0.6g近くの重さになりやすい
- しっとりした粗塩・海水塩:にがり成分や水分を含んで粒が大きいため、指につきやすく、ふんわりつまむと0.4〜0.5g程度になることがある
- 大粒の岩塩:粒の間に隙間ができるため、見た目の体積に対して実際の塩分重量がブレやすい
また、手が濡れた状態で塩をつまむのは避けるべきです。濡れた指先に塩が過剰に吸着し、想定以上の分量が入ってしまう原因になります。計量する前には必ずペーパータオルなどで指先の水分を拭き取り、乾いた状態でつまむのがプロの現場でも徹底されている基本作法です。