水洗いができない羊毛布団であっても、日常の適切な手入れを継続することで長期間にわたり清潔と保温性を維持できます。
羊毛は綿の約2倍、ポリエステルの約40倍という優れた吸湿・放湿性を備えています。そのため、羽毛布団のように湿気を溜め込まない性質がありますが、定期的な天日干しは湿気のリセットに有効です。ただし、強烈な直射日光に長時間当てると側生地の劣化やウール繊維の過乾燥によるパサつきを招きます。干す際はカバーを掛けたまま、週に1〜2回、片面1〜2時間程度(午前10時〜午後2時の間)に留めるのが理想的です。
また、アレルギーや衛生面で気になる羊毛布団ダニ退治方法については、熱と吸引の組み合わせが決定打となります。羊毛自体はダニが好む繊維ではありませんが、付着した人のフケや皮脂、汗の湿気によってダニが繁殖します。布団乾燥機を使用する場合は、耐熱温度に配慮して「羊毛・羽毛コース(低温設定)」を選択し、熱を行き渡らせた後に布団用掃除機ヘッドで両面をゆっくり吸引して死骸やフンを除去してください。