発端は2015年6月、岩下の新生姜ミュージアムのオープンに合わせてリリースされた初代公式グッズでした。新生姜の独特なフォルムを忠実に再現し、暗闇でピンク色に発光する仕様は、当初「斬新でシュールなご当地アイテム」として親しまれていました。
しかし、そのリアルすぎる突起状のフォルムとピンク色の光沢感が、ネット上の一部ユーザーの間で「大人の玩具(アダルトグッズ)に見える」と性的な文脈で面白おかしく拡散されてしまいます。岩下食品としては純粋に「生姜の瑞々しさ」を表現したデザインだったものの、意図せぬ方向へとネットの反応が過熱していく事態となりました。
単なるネットのネタにとどまらず、悪質な悪ふざけや不適切な動画投稿に利用されるケースが相次ぎ、食品メーカーとしてのブランドイメージや本来のファンコミュニティを脅かす深刻な問題へと発展したことが、岩下の新生姜ペンライトが販売中止・回収に至った根本的な理由です。