ネット上の情報では「スプレーをかけるだけで誰でも美髪になれる」と語られがちですが、使い方を誤ると「頭頂部がテカって脂っぽく見える」「時間が経つと重たくなる」といった失敗に直結します。プロが実践する正しい使い方と注意点を把握しておくことが不可欠です。
よくある誤解1:「ヘアアイロンの直前に吹きかけるとツヤが増す?」
これは最も避けるべき危険な誤解です。水分やガスを含むスプレーをアイロン直前に吹きかけると、熱によって毛髪内部で「水蒸気爆発」が起き、キューティクルに致命的なダメージを与えます。ストレートアイロンで熱を通し、熱が完全に冷めてから仕上げとしてスプレーするのが鉄則です。
よくある誤解2:「頭頂部のアホ毛に直接至近距離から噴射する」
根元近くに直接スプレーすると、毛穴付近に油分が固まって頭皮トラブルの原因になり、見た目も清潔感を損ないます。アホ毛を抑える際は、「コーム(くし)にスプレーを吹きかけてから、浮き毛の気になる部分を撫でるようにとかす」のが現場のプロ直伝のテクニックです。
全体へ吹きかける際は、髪から20〜30cm離し、缶を小刻みに振りながら円を描くように噴射してください。内側から手ぐしを通しながらふわりと纏わせることで、ムラのない自然な輝きが完成します。