ヤクザ全盛期はいつ?構成員18万人からバブルと衰退の真相に関する気になる情報を徹底的にまとめました。詳細を読もうことができます。

裏社会の歴史において「全盛期」を語る際、専門家や警察関係者は2つの異なる指標を挙げます。1つは単純な人的規模、もう1つは社会を揺るがした資金力です。

警察庁の公式記録によると、日本国内における暴力団構成員・準構成員数のピークは1963年(昭和38年)の18万4,100人でした。終戦直後の混乱期から高度経済成長期へと向かう時代、日本全国に約5,200もの団体が乱立し、繁華街の縄張り争いや闇市からの利権を巡って激しい抗争を繰り返していました。当時の日本社会は戦後復興の途上にあり、警察の捜査網や法整備の隙間を縫うようにして急速に勢力を拡大していった背景があります。

一方で、「動かした金の規模」という経済的観点で見れば、全盛期は間違いなく1980年代後半から1990年代初頭のバブル経済期です。この時代、株式投資や不動産地上げ、ノンバンクからの巨額融資を通じて、裏社会には数兆円規模の資金が流入しました。数千人規模の組員を束ねるトップが上場企業の経営陣や政財界のフィクサーと対等に渡り合い、社会の表舞台にまで深い影を落とした時代でした。