「やっほー」の語源はドイツ語?山で叫ぶ理由と挨拶に潜む心理の真相

「やっほー」の語源はドイツ語?山で叫ぶ理由と挨拶に潜む心理の真相

「やっほー」の語源はドイツ語?山で叫ぶ理由と挨拶に潜む心理の真相の詳細について、最新情報を取りまとめてご紹介します。

「やっほー(ヤッホー)」という言葉の発祥の歴史を遡ると、日本が近代登山ブームに沸いた昭和初期(1920年代〜1930年代)にたどり着きます。当時、スイスやオーストリア、ドイツなどのアルプス山脈で培われた近代的な登山技術が、東京大学や京都大学などの旧制高校・大学山岳部を通じて日本へ盛んに導入されました。

その際、アルプスのチロル地方やドイツの登山家たちが山中で合図や喜びの叫びとして使っていたドイツ語の間投詞「Johoo(ヨッホー/ヤッホー)」や「Juchhe(ユッヒー)」が、日本人登山家たちによってそのまま日本へ持ち帰られたと記録されています。ドイツ語圏において「Johoo」は、山頂到達時の達成感や仲間に合図を送る際の歓声として古くから親しまれていました。

日本に輸入された当初は、エリート登山家や山岳部員たちの間で使われる専門的な業界用語に近い位置づけでした。しかし、昭和の登山ブームの拡大とともに一般レジャー層へ急速に広まり、子どもから大人までが山で反射的に口にする国民的なフレーズへと進化を遂げたのです。

中村 さくら
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中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。