近年、花火大会の環境負荷が全国的に議論されている。打ち上げ後の紙くずやプラスチックゴミ、騒音問題、河川への影響。鴨居花火大会もこれらの課題と無縁ではない。
運営委員会は2015年頃から、環境対策を本格化させた。まず着手したのはゴミ問題だ。会場内に分別用のゴミ箱を大幅に増設。ボランティアスタッフが巡回し、来場者に分別を呼びかける。
生分解性素材の導入実験
2023年には、屋台で使用する食器の一部を生分解性素材に切り替える実験が行われた。コストは従来の1.5倍に跳ね上がったが、環境への負荷は大幅に低減された。
花火本体についても検討が進む。従来の火薬には重金属が含まれているケースがある。最新の環境配慮型花火は、これらの物質を使わない設計になっている。価格は高額だが、段階的な導入を目指して協議が続いている。