続いてWebコミックの主戦場である「コミックウォーカー」(KADOKAWA)で展開された『迷宮の王』は、ファンタジー漫画の常識を覆す力作として知られる。人間ではなくダンジョンのモンスター側の視点や迷宮の残酷な生態系を描いた本作において、彼の描写力はさらなる高みへと到達した。
圧倒的な絶望感と美しさが同居するダークファンタジーの世界。KADOKAWAのデジタルプラットフォームを通じて世界中に拡散されたこの作品は、従来のコミックファンだけでなく、コアなSF・ファンタジー読者をも熱狂させた。緻密な迷宮の建造物や重厚な怪物たちの造形美は、画面越しでも息をのむほどの完成度を誇る。