ネット上で最も関心を集めているのが、「喘ぎ声診断 当たるのか」という真偽の検証です。掲示板やSNS、Q&Aサイトに寄せられた実際の利用者の口コミや反応をリサーチすると、興味深い傾向が浮かび上がってきます。
「名前を入れただけなのに、普段パートナーから指摘される声のトーンそのものが出て鳥肌が立った」「心理テスト形式のものをやってみたら、自分の恋愛における『受け身がちな性格』がそのまま声のタイプとして言語化されていて驚いた」といった肯定的な驚きが数多く報告されています。
なぜ、一見するとランダムな診断が「当たっている」と感じられるのでしょうか。認知心理学の観点から見ると、ここにはバーナム効果(誰にでも当てはまる曖昧な記述を自分特有のものと信じ込む心理現象)が強く働いています。同時に、人間は「声」という極めて無自覚な自己表現に対してコンプレックスや理想を抱きやすいため、診断結果に提示されたわずかな特徴を手がかりに、自分自身の記憶や体験を進んで結びつけてしまうのです。