事件の発端は、熊本市中央区南坪井町に位置する雑居ビルの2階空き店舗で、辰島ありささん(当時35歳)の遺体が発見されたことでした。辰島さんは熊本市内の繁華街にある飲食店で働いており、勤務を終えて帰宅する途中で突如として行方が分からなくなっていました。
家族や関係者からの捜索願を受けて警察が捜査を開始したところ、防犯カメラのリレー捜査によって立ち寄った可能性のある雑居ビルが浮上。ビル内部を捜索した捜査員によって、変わり果てた姿となった辰島さんが発見されました。発見時、遺体はシーツや布のようなもので幾重にも巻かれており、外部から容易に発見されないよう隠蔽工作が施されていました。
解剖の結果、死因は首を圧迫されたことによる窒息死と判明。熊本県警は直ちに殺人および死体遺棄事件として捜査本部を設置し、周辺の防犯カメラの解析や聞き込み捜査を一気に本格化させました。