ハローページの発行が終了した現在でも、「先祖の旧居やルーツを調査したい」「過去の法人の所在地を確認したい」といった目的で、昔の電話帳を閲覧したいという需要は根強く存在します。過去のバックナンバーを調べる確実な手段は、公的機関のアーカイブ利用です。
最も網羅的な所蔵を誇るのが国立国会図書館(NDL)です。日本国内で出版された出版物を広く収集する納本制度に基づき、明治時代からの電話加入者人名表をはじめ、大正・昭和・平成に発行された全国各地域の電話帳がマイクロフィルムや原本、デジタルデータとして保管されています。
国立国会図書館で昔の電話帳を探す場合、蔵書検索システム「国立国会図書館サーチ(NDLサーチ)」を活用します。検索窓に「電話帳」「ハローページ」といったキーワードとともに、調査したい「都道府県名」や「年代(例:昭和50年)」を入力することで、所蔵の有無を確認できます。東京本館(永田町)の科学技術・経済情報室や関西館を訪れれば、複写サービス(コピー)の利用も可能です。
また、各都道府県の「県立中央図書館」や「公文書館」の地域資料コーナーでも、その自治体周辺の過去の電話帳バックナンバーを十数年〜数十年分保管しているケースが多く見られます。地元の図書館のレファレンス窓口に相談することで、目当ての年代の電話帳にアクセスできる可能性が極めて高いです。