パリでの子育てにおいて、避けて通れないのが学校選びと言語の壁です。杏さんは子どもたちを現地の学校に通わせる選択をしました。
移住当初はフランス語の習得に親子で奮闘する日々が続きましたが、子どもの順応力は早く、現在では日常会話を難なくこなすバイリンガル(日本語・フランス語)、さらには英語を含めたトリリンガルへのステップを着実に歩んでいます。
フランスの教育文化は、個人の意見をしっかりと持ち、自立した対話を重視するスタイルが特徴です。長期休暇(バカンス)を家族で過ごす時間を大切にする文化も、子どもたちと向き合う時間を豊かにしています。杏さんは家庭内では日本語の読み書きや日本の伝統行事を欠かさず行い、日本とフランス双方のアイデンティティをバランスよく育てる工夫を続けています。