チームの最大の武器を問われれば、誰もが「結束力」と答えるだろう。全寮制という環境下で、部員たちは寝食を共にし、24時間単位で生活のリズムを共有している。朝6時の点呼から始まる一日は、学業と練習、そして自己管理の連続だ。
夜のミーティングでは、その日のプレーを全員で徹底的に振り返る。上級生も下級生も関係なく、率直に意見をぶつけ合う文化が根付いている。互いの弱点も長所も知り尽くしているからこそ、ピンチの場面でもベンチとグラウンドが寸分の狂いもなく呼吸を合わせられる。厳しい冬の那須の寒さを共に乗り越えてきた連帯感は、他校にはない強烈なアドバンテージだ。