新月のデクラレーションには、ジャン・スピラー氏の教えから受け継がれた明確なルールが存在します。これを無視すると、どれほど情熱を込めて書いても効果が半減してしまいます。
押さえておくべき絶対的な基本原則は、以下の4点です。
- 新月が始まってから書くこと:新月を迎える前の時間帯は、月が欠けゆく「浄化・手放し」のサイクルの極点です。フライングして書くと「無」へ向かうエネルギーに引っ張られるため、必ず新月ジャストの時刻を1分でも過ぎてからペンを握ります。
- 時間制限は新月入りから48時間以内(ベストは8時間以内):天体エネルギーがもっとも強いのは新月直後の8時間以内とされます。スケジュール上難しい場合でも、遅くとも48時間以内に完了させることが鉄則です。
- 願い事の数は「2個以上10個以内」:願いが1個だけでは執着を生みやすく、逆に11個以上になると潜在意識の焦点が分散してしまいます。複数の角度から自分を見つめ直すために、2〜10個の範囲に設定します。
- デジタル入力ではなく「紙とペンによる手書きノート」:スマートフォンやPCでのタイピングと、手書きでインクを紙に染み込ませる作業とでは、脳の運動前野・頭頂葉の活性化レベルが大きく異なります。自分の筆跡で書くプロセスそのものが、強固な自己暗示として機能します。
そして、実践者がもっとも神経を尖らせるのが「ボイドタイム(Void of Course)」の扱いです。ボイドタイムとは、月が他の惑星とメジャーアスペクトを結ばなくなってから次の星座に移動するまでの「天体の空白期間」を指します。
古くから「ボイドタイム中の決定や契約は判断を誤りやすい」「無効になりやすい」と戒められてきました。過剰に恐れる必要はありませんが、デクラレーションを記述する際は、可能であればボイドタイムを避けるか、ボイド終了後のクリアな時間帯を選ぶのが賢明なスタンスです。