閉園後の新潟ロシア村は、管財人による管理下に入ったものの、敷地が広大であったため厳重な警備が行き届かず、不法侵入者による器物損壊や落書き、盗難被害が深刻化しました。インターネット掲示板や動画サイトの普及に伴い、「新潟有数の巨大廃墟」「スズダル教会の地下室の怪異」といった心霊スポットとしての噂が広まり、肝試し目的の若者や廃墟マニアが後を絶たない状態に陥りました。
決定打となったのが2009年6月に発生した大規模火災です。パーク内のホテル棟付近から出火し、建物の一部が激しく炎上。火の気のない無人の廃墟での出火であったため、地元警察と消防は不審火(放火の疑い)として捜査を行いました。この火災事故を契機に、近隣住民の安全確保や防犯上の観点から、倒壊の危険がある危険箇所の解体や敷地周囲のフェンス封鎖が急速に進められることとなりました。