一方で、鉄道ファンの間でも大きな議論を呼んだのが「6両編成から5両編成への減車」という決断だ。輸送効率の最適化と二酸化炭素排出量の削減を掲げたこの施策に対し、導入当初は「ラッシュ時の混雑が悪化するのではないか」という懸念の声も根強く存在した。
しかし、東武鉄道は最新の運行管理システムと高頻度運転の組み合わせでこれに応戦。混雑が集中する時間帯の運用パターンを微修正し、主要駅での滞留時間を削ることで全体の流れをスムーズにした。実測データによれば、ピーク時の混雑率は懸念されたほど跳ね上がっておらず、最新の空気清浄システムと相まって車内の不快感は以前より軽減されているという見解も多い。