新嘗祭は宮中だけでなく、三重県の伊勢神宮(神宮)をはじめとする全国8万社以上の神社で毎年一斉に執り行われています。
伊勢神宮では、皇室の祖神である天照大御神を祀る皇大神宮(内宮)と、豊受大御神を祀る豊受大神宮(外宮)において、神宮勅使が参向する極めて格式高い新嘗祭が斎行されます。朝廷から派遣された勅使が幣帛(へいはく=神への贈り物)を奉納し、国の安泰が祈られます。
地域の氏神神社でも氏子たちが集まり、収穫祭としての新嘗祭が開催されます。一般参拝者が神事に参列したり、神前に初穂(玉串料)を奉納したりする際のマナーと相場は以下の通りです。
- 初穂料(玉串料)の相場:個人の参列であれば3,000円〜10,000円程度が一般的です。法人や地域の代表として参列する場合は10,000円〜30,000円程度を包むケースが多く見られます。
- のし袋の選び方と表書き:紅白の蝶結びの水引がついた祝儀袋(または白封筒)を使用し、上段に「御初穂料」または「御玉串料」、下段中央に氏名をフルネームで墨書きします。
- 参拝の作法:手水舎で心身を清めた後、拝殿にて「二礼二拍手一礼」の基本作法で参拝します。神事の後に神酒や新穀の「直会(なおらい)」が振る舞われる神社もあります。