極めて便利な写真翻訳ですが、利便性の裏に潜むリスクへの理解は欠かせません。最大の懸念点は「機密情報や個人情報の漏洩リスク」です。
多くの画像翻訳サービスでは、OCR処理や翻訳エンジンへの照会を行うために、撮影した画像データが外部サーバーへアップロードされます。無料のサードパーティ製アプリの中には、プライバシーポリシーが不透明で、送信された画像データがAIの学習素材として二次利用されたり、第三者サーバーに保存されたりするケースが散見されます。
企業の未公開情報、契約書、顧客名簿、パスワードが記載された画面などを写真翻訳する場合は、データがサーバーに保持されないエンタープライズ版ツールを利用するか、端末内(オンデバイス)で処理が完結する標準機能を利用するのが鉄則です。また、アプリストア上に存在する過度な広告表示や高額な週額課金を誘導する粗悪なクローンアプリにも警戒が必要です。