捜査本部が全力を注ぐ一方で、地域における児童の日常的な人間関係や学校環境の確認も並行して進められている。教育委員会や学校、さらには地域の児童相談所とも情報共有が行われ、児童が抱えていた悩みやトラブルの有無について慎重な聞き取りが続けられている。
学校側の説明によると、児童は明るく友人も多い小学生で、最近になって目立った変化やトラブルは確認されていなかったという。児童相談所への相談履歴もなく、いわゆる家庭内不和や虐待を疑う兆候は見当たらない。突発的な家出の動機が見当たらないという事実は、外部からの関与や突発的な事故に巻き込まれた蓋然性をより一層高めており、関係機関の間に深い困惑と危機感を与えている。