ショートヘアで最も重要なのは、個々の骨格に合わせた緻密な設計図である。「骨格診断」の理論を取り入れたカット技術の進化により、これまで「丸顔だから」「エラが張っているから」と短髪を諦めていた層が次々と理想のフォルムを手に入れている。
骨格ストレートタイプには、後頭部に丸みを持たせつつ襟足をタイトに収めたグラデーションショートが抜群に映える。首回りをすっきり露出させることで、上半身のボリューム感を美しく引き算できるからだ。一方、骨格ウェーブタイプには、トップやサイドに柔らかな空気感を持たせたパーマスタイルや、顔まわりにニュアンスを残すマッシュベースが柔らかい曲線を際立たせる。フレーム感が際立つ骨格ナチュラルタイプなら、あえて毛先にラフな束感を残したハンサムショートが、洗練された都会的な雰囲気を創出する。