アルコールランプに代わって現在の小学校理科室の主役となっているのが、学校教材メーカーが開発した「実験用ガスコンロ」です。見た目は家庭用の卓上カセットコンロに似ていますが、子どもの実験用に特化した専用設計が施されています。
実験用コンロの主な特徴は以下の通りです。
- 低重心・転倒防止設計:机の上で安定するよう底面が広く平らに作られており、ぶつかっても簡単に倒れない。
- 三脚不要のゴトク構造:昔のように三脚や金網を用意する必要がなく、コンロの上に直接ビーカーやフラスコを安定して設置できる。
- ワンタッチ点火・消火:つまみを回すだけで確実に着火し、火力の強弱もレバー一つで微調整可能。
- 安全装置の標準装備:ボンベの異常加熱時に自動でガスを遮断する圧力感知安全装置が内蔵されている。
燃料には市販のカセットボンベ(CB缶)を使用するため、液体燃料をスポイトや漏斗で容器に移し替える危険な補充作業も一切不要になりました。