インターネット上で頻繁に見かける「普通免許を持っていれば2日で取れる」という話題ですが、これは誇大広告ではなく、法的に定められた基準に合致した事実です。ただし、実現にはいくつかの明確な前提条件が存在します。
普通自動車免許を既に保有している場合、小型二輪免許の学科教習は全時限免除となります。さらに「AT小型限定」を選択した場合、履修すべき技能教習は合計8時限(第1段階:3時限、第2段階:5時限)のみです。
道路交通法施行規則により、教習生が1日に受けられる技能教習の上限は「第1段階が2時限まで」「第2段階が3時限まで」と定められています。この枠組みを最大限に活用したモデルスケジュールが以下の形です。
- 1日目(土曜日):適性検査 + 第1段階の技能教習2時限 + (1段階見極めを兼ねた別枠調整、または翌朝へ)
- 2日目(日曜日):第2段階の技能教習3時限(シミュレーター・危険予測含む) + 見極め + 卒業検定
注意点として、この「土日2日完結コース」は教習所の受け入れ枠が限られており、数ヶ月先まで予約が埋まっているケースが珍しくありません。また、技能教習で「みきわめ」をもらえなかった場合や卒業検定で不合格になった場合は、追加教習および再検定のために別日のスケジュール確保が必要となります。