免許取得にかかる費用は、保有している既存免許の種類と、教習所か一発試験かの選択によって大きく変動します。
指定自動車教習所に通う場合、普通免許所持者のAT限定小型二輪コースの料金相場は6万5,000円〜9万円前後(税込)です。MT(マニュアル)小型二輪の場合は教習時限が2時限増えるため、プラス1万5,000円〜2万円程度高くなります。一方、所持免許なし(または原付のみ)の状態から取得する場合は、学科26時限+技能9時限(AT)を受講する必要があり、総額は13万〜16万円程度まで跳ね上がります。
費用をできる限り抑えるための実務的なアプローチは以下の3点です。
- 閑散期のキャンペーンを狙う:4月中旬〜7月上旬、10月〜11月は教習所の閑散期にあたり、入校料割引や安心パック(補講料金無料)が無料付帯するキャンペーンが実施される傾向にあります。
- 教習所提携の優待・会員割引の活用:JAF会員証の提示、生協(大学生協・社会人向け共済)、企業の福利厚生代行サービス経由での申し込みにより、5,000円〜1万円相当のキャッシュバックや割引が受けられる場合があります。
- 一発試験の「隠れコスト」を冷静に見極める:運転免許試験場での直接受験は、受験料自体は1回あたり約4,000円前後と格安に見えます。しかし、合格率が10〜20%と極めて低いうえ、平日の昼間に何度も警察署・試験場へ通う交通費や有給休暇の消化、さらに合格後に受講が義務付けられている「取得時講習(約1万6,000円超)」の費用と待ち日数を加味すると、結果的に教習所通学より割高になるリスクが存在します。