小藪さん夫婦は、苦難をともに過ごしてきた夫婦です。
なぜなら、結婚をスタートしたときが、小藪さんにとって人生のどん底のタイミングだったからです。
例えば、プロポーズをしたときは無職で、銀行口座の残高は2万円。金銭面の不安を理由に結婚を引き延ばしていたのに、理想には程遠い状況でした。
小藪さんは「嫁はんにも、嫁はんの親戚にも悪いし、食わせていくと思ってたからこそ男としても恥ずかしかったし、情けなかったです」と、のちに語っています。
しかし、小藪さんにとって銀行口座が2万円という数字は大きな意味を持ちました。
「2万円を下回らない限りは不幸ではない」ということ。
今では、テレビで「死ぬほど金持ちですよ」といえるほどの活躍をしている小藪さん。しかし、その言葉は他人とではなく、銀行口座が2万円だった時代の自分と比べています。
苦労をともにしてきた奥さんなので、売れっ子のお笑い芸人になった小藪さんの活躍を、誰よりも喜んでいるのではないでしょうか。
小藪さん夫婦は、今でも喧嘩や言い合いは全くしないそうです。
人生のどん底を乗り越えてきたからこそ、ふたりは強い絆で結ばれているのですね。