英米のエンタメ業界では、英王室を離脱したヘンリー王子夫妻の事例を引き合いに出し、小室夫妻に対する関心が寄せられた時期もあった。大手配信サービスNetflixをはじめとするグローバルメディアが、二人の波乱に満ちたロマンスと脱出劇を描く人物ドキュメンタリーの制作を打診しているのではないかという噂が浮上したこともある。
だが、関係者の証言を総合すると、夫妻がメディア露出による巨額の契約金や自己アピールに興味を示す気配は皆無だ。私生活を切り売りして世間の同情や関心を買うのではなく、純粋に専門職としての実力で生きていくという強い意思が感じられる。商業的なメディア戦略とは明確に一線を引くその孤高ともいえるスタンスこそが、かえって欧米のリベラル層からの静かな敬意を集める結果となっている。