政治家の私生活をめぐる話題は、常にネットメディアの格好のターゲットとなる。文春オンラインをはじめとする週刊誌報道や、Yahoo!ニュースのトピックスに「小泉」の名が躍るだけで、瞬時に数千件のコメントが集まるのが常だ。
ABEMA Primeなどの情報番組でも、時折シニア世代の再婚や日本の政治を牽引した大物たちの引き際が特集される。政治報道・スクープの視点から見ても、小泉純一郎というアイコンは依然としてクリック率と視聴率を稼ぎ出す強力なコンテンツだ。
だが、メディアがセンセーショナルに書き立てる私生活のゴシップと、本人が歩む現実との間には大きなギャップが存在する。大衆が求める「劇的な展開」をよそに、本人は淡々と自らの美学に従って生きている。