若手時代から圧倒的な存在感を放っていた小栗旬。そのカリスマ性は、夜の街でも際立っていた。共演女優との親密交際が報じられた回数は数知れず、港区界隈での派手な飲み会や、親しい俳優仲間を引き連れた豪快な遊びっぷりは、長らく芸能スキャンダル報道の格好の標的であり続けた。
結婚前夜はもちろん、山田優との婚姻届を提出した直後ですら「浮気疑惑」が誌面を飾ったこともある。赤坂の高級料亭での密会疑惑や、地方ロケ先での奔放な振る舞い。だが興味深いのは、そうした報道が相次いでも彼のパブリックイメージが完全に崩壊することはなかった点だ。悪びれない率直さと、圧倒的な仕事のクオリティが、ある種の「破天荒な役者気質」として受け止められていた側面は否めない。