消費者が実際にどの商品を手に取り、どのように評価しているのか。国内最大の美容プラットフォーム「@cosme(アットコスメ)」のクチコミ動向や、「楽天市場(Rakuten Ichiba)」「Amazon.co.jp」の購買データを精査すると、明確なトレンドが浮き彫りになる。
現在、購入者のレビューにおいて最も頻出するキーワードは「自分へのご褒美」「寝具までいい香り」「香水代わり」の3点だ。かつて重視された「泡立ちの良さ」や「コストパフォーマンス」は前提条件となり、購入の決定打は「香りの持続時間」と「香りのストーリー性」へと完全にシフトしている。特にECサイト経由でのギフト需要や、定期購入によるリピート率は、独自のシグネチャーセントを持つブランドが圧倒的な強さを見せている。