まんのう町のひまわり鑑賞において、絶対に外せないのが二大名所だ。それぞれ異なる地形と景観を持ち、訪れる者にまったく異なる感動を与える。
一つ目は、JR土讃線の沿線に位置する帆山ひまわり畑である。ゆるやかな斜面に沿って約25万本ものひまわりが咲き誇り、黄色の波が山裾に向かって広がる。ここでの醍醐味は、黄色の花畑の向こうを駆け抜ける列車との共演だ。タイミングを合わせれば、他では決して撮れないノスタルジックな絶景写真がカメラにおさまる。
一方、静けさと広大なパノラマを楽しみたいなら中山ひまわり畑が外せない。山あいに佇むこのエリアは、すり鉢状の地形を生かした立体的な花畑が特徴だ。高台から見下ろすと視界一面が黄色に染まり、まるで絵画の世界に迷い込んだかのような錯覚に陥る。帆山ほどの混雑がなく、落ち着いてレンズを向けられる隠れた名所と言える。