大学生活の骨格を成す学事暦は、4月の厳かな入学式から幕を開ける。新入生が高揚感に包まれるのも束の間、即座にスタートするのが前期の履修登録だ。この最初の手続きの巧拙が、その後の半年間の学修負荷を大きく左右する。5月から6月にかけては通常講義が本格化し、中間評価やレポート課題の山場が訪れる。
7月下旬から8月上旬にかけて実施される前期定期試験は、学生にとって最大の関門といってよい。ここを突破すると、待望の夏季長期休暇が訪れる。インターンシップや語学留学、ボランティア活動に充てられるこの約2ヶ月間は、自己成長を一気に加速させる貴重な空白地帯だ。
秋風が吹き抜ける10月には後期講義が開始され、再び履修登録の修正期間が設けられる。11月の大学祭を経て、12月末からは冬期休暇へ突入。年明けの1月下旬には後期定期試験と卒業論文・修士論文の提出締切が重なり、キャンパスの緊張感は最高潮に達する。そして3月、学び舎を巣立つ卒業式・学位記授与式を迎え、年間サイクルは美しく完結する。