西郷隆盛の愛犬ツンの性別の真相とは?上野銅像のモデルと犬名13頭一覧

西郷隆盛の愛犬ツンの性別の真相とは?上野銅像のモデルと犬名13頭一覧

西郷隆盛の愛犬ツンの性別の真相とは?上野銅像のモデルと犬名13頭一覧についての真相を徹底解説します。

Q1:西郷隆盛の犬の名前で最も有名な「ツン」の名前の由来は何ですか?
A1:ツンの名前の由来には主に二つの説があります。一つは、尾の先がピンと上を向いて張っている様子を表す鹿児島の方言「ツンとしている」から名付けられたという説。もう一つは、ツンを譲り受ける前の元の飼い主(薩摩郡東郷の前田善兵衛)の屋号や呼び名にちなんだという説です。利発でツンと澄ましたような精悍な顔つきから命名されたとも伝えられています。

Q2:上野公園の西郷隆盛像の犬は、なぜ本物のツンと性別が違うのですか?
A2:実在した愛犬ツンは牝(メス)でしたが、銅像制作時にはすでに死亡しており、正確な姿が不明でした。制作を担当した彫刻家・後藤貞行が妥協のない写実彫刻を目指した結果、当時手に入った優秀な純血薩摩犬の牡(オス)である「仁武(いんむ)」をアトリエに連れてきて実物モデルにしたためです。また、国家の偉人の記念碑として勇壮さを強調する意図も働いたとされています。

Q3:西郷隆盛は生涯で何頭の犬を飼っていたのですか?
A3:記録によって諸説ありますが、名前が確認できるだけでも13頭以上、一時的な預かり犬や猟犬の群れ全体を含めると常時20頭近い犬を飼っていた時期があると伝わっています。下野後の鹿児島では、犬たちにそれぞれ名前をつけて家族同様に慈しみ、兎狩りの際には大勢の犬を引き連れて山野を歩きました。

Q4:西郷隆盛が愛した「薩摩犬」は今でもペットショップ等で飼うことができますか?
A4:現在、ペットショップ等で一般に流通している薩摩犬はいません。純血種の薩摩犬は戦中・戦後の混乱期にほぼ絶滅し、その後の保存会による再固定化活動も個体数が極めて限られているためです。現代において「薩摩犬」と呼ばれる犬は、厳格な愛好家組織や研究者によって極めて少数のみ維持されている貴重な使役犬の血統です。

佐々木 一輝
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佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。