1964年、シングル『君だけを』で鮮烈なデビューを飾った西郷輝彦さんは、同曲でいきなり第6回日本レコード大賞・新人賞を受賞しました。デビュー当時からそのビジュアルは飛び抜けており、甘いルックスと引き締まった体躯でブロマイドの売上チャートでも常にトップを独占していました。
その人気を決定づけたのが、1966年にリリースされた名曲『星のフラメンコ』です。「好きなんだけど 離れてるのさ」という情熱的なフレーズとともに、長い手足をダイナミックに使ったフラメンコ調のリズムアクションは日本中に大旋風を巻き起こしました。当時としては極めてモダンな洋風のスーツやベルボトムを着こなす姿は、まさに時代を先取りしたファッショントークのアイコンでもありました。