Q1:膝裏にしこりがあるのですが、これは悪性腫瘍の可能性がありますか?
A1:膝裏にできる腫瘤の大部分は良性のベーカー嚢腫であり、過度に恐れる必要はありません。ただし、極めて稀に軟部肉腫などの悪性新生物が紛れている可能性もゼロではありません。しこりが急速に巨大化している、硬くて動かない、強い自発痛を伴うといった兆候がある場合は、速やかに整形外科でMRIや超音波検査による確定診断を受けてください。
Q2:膝裏の痛みには温湿布と冷湿布、どちらを使うのが正解ですか?
A2:受傷直後の急な痛みで、熱感や腫れを伴う急性期(発症から48時間以内)は冷湿布やアイシングで炎症を抑えるのが基本です。一方、慢性的につっぱり感があり、朝のこわばりが強い場合は、入浴や温湿布で血流を促す温熱療法が適しています。迷った際は、貼ってみて本人が「心地よい」と感じる方を選択するのが臨床的な実用ルールです。
Q3:痛みが引かない場合、何科を受診すべきですか?整骨院でもいいですか?
A3:まずは画像診断(レントゲン、MRI、超音波)が可能な「整形外科」の受診を強く推奨します。整骨院や整体院では骨や軟骨、靭帯の正確な内部状態を診断することは法律上できません。関節内部の病変や神経障害を医療機関で明確に除外・治療した上で、筋肉のアフターケアとして手技療法を活用するのが最も安全な順序です。