夫である西城秀樹(本名・木本龍雄)さんが旅立った後、妻の木本美紀さんは、遺された作品や思い出を大切に守り続けてきた。かつてふたりが過ごした自宅には、今も生前の笑顔の写真や愛用品がそのまま残されているという。美紀さんはメディアへの出演や著書を通じて、病と闘いながらも最後までステージ復帰を諦めなかった夫の壮絶な生き様と、家庭で見せていた穏やかな日常を語り続けてきた。
子育てに追われながらも、病床の夫を献身的に支え抜いた美紀さんの存在なくして、晩年の西城秀樹の音楽活動は成り立たなかっただろう。彼女が今も語り継ぐエピソードからは、スターの妻としてではなく、一人の人間として深く結ばれていた夫婦の強い絆がひしひしと伝わってくる。