ベトナム現地では、ハノイのチャンズイフン通りなどに拠点を構える「Xedapdientroluc.vn」のような大手正規販売店が台頭し、Xiaomi(シャオミ)の「Himo C30R」や「Engwe」「Ado」「Zhengbu」「Yadea Flit」といったブランドが、手頃な都市型モビリティとして15か月保証や長期サポートを掲げて高い人気を誇っています。東南アジア諸国では通勤・デリバリー用として広く社会に定着しており、日本に滞在する技能実習生や留学生、エンジニアにとっても馴染み深い移動手段です。
問題は、これら海外市場向けに作られた車両が、そのままのスペックや並行輸入品として日本国内へ持ち込まれ、ネット上で流通している点にあります。「xe đạp trợ lực 日本 購入方法」と検索し、通販サイトで5万〜8万円前後という破格のプライスタグを見て飛びついたユーザーが直面するのは、日本の道路交通法との致命的な乖離です。
日本市場向けの正規モデルとは異なり、海外仕様車はスロットル(アクセルレバー)が付属していたり、時速24kmを超えてもモーターアシストが切れずに作動し続けたりする設計が珍しくありません。こうした車両を「電動アシスト自転車」と思い込んで公道へ漕ぎ出した結果、警察の検挙対象となり、最終的に車両没収や高額な反則金、前科のリスクに直面して後悔する事態が相次いでいます。これが、ネット上で囁かれる「後悔した人が続出している噂」の冷徹な正体です。