伊藤英明の芸能界入りのきっかけは、1993年に開催された第6回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでの準グランプリ受賞でした。しかし、受賞後すぐにスターダムへ駆け上がったわけではありません。
一度はCM出演などで芸能活動をスタートさせたものの、芸能界の仕組みに馴染めず、約2年間にわたり活動を休止。その間は解体工事や運送業、飲食店のアルバイトなど過酷な現場で汗を流す日々を送っていました。この挫折期間に培った泥臭いハングリー精神が、役者としての厚みを生み出すことになります。
1997年にドラマ『デッサン』で再デビューを果たした後は、ドラマ『夜叉』での難役一人二役の熱演で業界に衝撃を与え、2004年には映画『海猿』の主人公・仙崎大輔役に抜擢。自ら海上保安官顔負けの過酷な潜水訓練を乗り越え、国民的大ヒットシリーズへと導きました。