のどかな憩いの場であると同時に、武蔵野中央公園は武蔵野市指定の大規模な「広域避難場所」および災害時活動拠点としての重責を担っています。地震や大規模火災が発生した際、周辺住民数万人の命を守るセーフティネットとして機能するよう、綿密な都市計画のもとに設計されました。
園内には、災害時用の耐震性防火貯水槽や非常用発電設備、ソーラー照明灯が随所に配置されています。さらに、座板を外すと煮炊き用の竈(かまど)に早変わりする「かまどベンチ」や、マンホールの上にテントを張って仮設トイレを構築できる「防災トイレ用マンホール」など、先端の防災インフラが景観に溶け込む形で備わっています。日頃の遊び場がそのまま究極の安全地帯になるという安心感が、武蔵野市民の誇りとなっています。