インターネット上の掲示板や検索サジェストでは、「武蔵小山 羽田空港 バス 廃止 運休」といったキーワードが見受けられます。なぜ直行便が存在しないにもかかわらず、このような情報が飛び交うのでしょうか。そこには3つの大きな理由が存在します。
第1に、武蔵小杉駅発着の羽田空港リムジンバスとの混同です。同じ「武蔵」を冠する東急東横線・目黒線沿線の武蔵小杉駅からは、東急バスと京浜急行バスが共同運行する羽田空港行きリムジンバスが頻繁に運行されています。この情報が混同され、武蔵小山からも出ていると誤認されるケースが後を絶ちません。
第2に、戸越銀座・大崎エリアのバス路線との混同です。「戸越銀座 羽田空港 バス」などの検索に見られるように、近隣エリアから大崎駅へ出て「大崎駅西口〜羽田空港線」を利用するルートや、大森・大井町方面の路線バス網と情報が錯綜している側面があります。
第3に、過去の再開発期における「直行バス導入への期待」です。駅前広場とロータリーが整備された際、住民の間で空港直行バスの乗り入れを望む声が高まり、実証実験の要望や噂がネット上に残ったことが背景にあります。