数ある選択肢の中から、本当に納得のいく商品を見極めるにはどうすればよいのか。鍵を握るのは、パッケージ裏面の「一括表示」を読み解くリテラシーだ。
最もピュアなハムを求めるなら、原材料名欄が「豚肉、食塩、砂糖、香辛料」程度で完結している製品を探すべきだ。食品添加物の欄にズラリと物質名が並んでいるものは、発色剤こそ不使用であっても、多種多様な添加物に依存して作られている。
信頼性の高い選択肢としては、前述の信州ハム「グリーンマーク」シリーズや、生活クラブ事業連合生活協同組合連合会の豚肉加工品が筆頭に挙げられる。また、大手メーカーのハイエンド商品や、余計な化学調味料を使わないクラフト系シャルキュトリーの製品も、素材本来の風味を味わう上で極めて優れている。豚肉特有の落ち着いた色味と、加熱した際に立ち上る自然な肉の香気こそが、本物の証である。