法令遵守と従業員のエンゲージメント向上を両立させた受動喫煙防止対策の企業事例からは、多くの実務的ヒントが得られます。
製造業A社(従業員数約300名)では、敷地内に点在していた3か所の開放型灰皿を全廃。助成金を活用して最新の脱臭フィルター付き屋外喫煙ブース1基へ集約しました。同時に「喫煙可能時間のルール化」と「禁煙外来受診の費用補助」をパッケージで導入した結果、近隣からの煙に関するクレームがゼロになっただけでなく、喫煙者の禁煙成功率が前年比で28%向上するという成果を上げています。
一方、商業施設を運営するB社では、利用客の動線から完全に外れたバックヤード屋上に特定屋外喫煙場所を新設。出入口には二重の遮煙カーテンと明確な標識を配置し、非喫煙者の利用動線と完全に分離することで、テナント従業員と来店客双方の満足度向上を実現しました。