「髪からいい匂いをさせたい」と願うあまり、多くの人が陥りがちな重大な落とし穴があります。ネット上の誤ったテクニックをそのまま実践すると、かえって不潔な印象を与えてしまうため注意が必要です。
最大のNG行為は、「頭皮に直接スプレーを吹きかけること」です。ヘアフレグランスや香り付きスプレーの多くは毛髪(キューティクル)用に作られており、皮脂が分泌される頭皮に向けて噴射すると、毛穴の詰まりや炎症の原因になります。さらに深刻なのは、「頭皮から出る皮脂の酸化臭と、スプレーの香料が混ざり合い、異臭へ変化してしまう現象」です。どれほど高級なデパコスのミストであっても、皮脂のニオイと混ざれば清潔感は一瞬で崩壊します。
また、すでにタバコや焼肉の強いニオイが髪全体に染み付いている状態で上からスプレーを重ねるのも逆効果です。消臭成分・マスキング成分が配合されていない単なるコロンを重ねると、悪臭を閉じ込めてさらに重たい不快臭を生み出します。ニオイがついた髪は、まずウェットティッシュなどで軽く挟んで表面の油分をオフするか、消臭特化の無香料ミストを吹きかけて乾かしてから、香りを重ねるのが鉄則です。